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研究成果

山田正仁

全国を10の地域ブロックに担当のサーベイランス委員を配置し、全都道府県のCJD担当専門医の協力のもとに訪問調査を行っている。また、サーベイランス委員会が定期的に開催され、報告された個々の患者のプリオン病の診断(病型、診断の確実性、他)についての評価およびサーベイランスで明らかになった問題についての討議等を行っている。CJDサーベイランス委員会の構成と担当地域ブロック、最近のサーベイランスの結果を別図に示す。

CJDサーベイランス委員会を構成する16名のサーベイランス委員の所属と担当都道府県を示した。

CJDサーベイランス委員会において2005年9月までに790例の判定を行い、うち712例がプリオン病と判定された。孤発性CJD552例(77.5%)、遺伝性プリオン病95例(13.3%)、感染性プリオン病62例(8.6%)、型不明のプリオン病3例(0.4%)であった。感染性プリオン病のうち1例(0.1%)が変異型CJDと診断された。

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